検査・診断案内

(1)骨密度検査DEXA

DEXA(Dual Energy X-Rey Absorptiometry; 二重光子X線骨量測定法)と言われ、1980年代後半から導入されている最も信用性の高い骨密度測定法です。
基本腰椎は第2~4腰椎の平均で求めます。股関節は股関節全体あるいは大腿骨頸部で求めますが、更に細分化し各部位ごとに見ることで、80%以上の診断率が出る事が解りました。残念ながら腰や股関節の変形がひどい方、あるいは糖尿病が原因の骨粗鬆症患者さんでは、過大評価されて骨粗鬆症と出ないこともありますので、レントゲンによる骨の形態変化による評価も同時に行う必要があります。
当院は日立 ALPHYS LF DXA Bone Densitometry Systemによって骨密度を算出します。

(2)単純レントゲン

まだDEXA法が普及していない頃からある単純レントゲンを用いた脊椎の骨粗鬆症による変形評価法です。
背骨の後面と中間・前面の比較や各背骨の高さをお互いに比較することにより骨粗鬆症や骨折の有無を把握するのに有用です。DEXAと合わせれば更に骨粗鬆症検出率は上がります。 もちろん、当院は骨粗鬆症をレントゲンと骨密度両方でチェックします。

(3)血液検査

血液検査で、「骨代謝マーカー」と呼ばれる値を調べることで、患者さんの骨を脆くしている原因に近づき、治療を選択、治療が適切に行われているかをチェックします。
骨粗鬆症をより正確に診断し、治療過程での投薬の有効性を確認し、薬物による有害事象(副作用)が起きていないかを見るためには必要な検査です。

骨粗鬆症は重症度・原因・年齢等々により個人差が出ますので、正確に診断する為には(1)~(3)の検査が必要になります。